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ドキシングとは?
ドクシングとは、誰かが許可なく人の個人情報やプライベートな情報をオンライン 上に公開することです。この情報は、被害者の氏名、住所、電話番号、勤務先、さ らに家族の連絡先などの詳細さえも含むことがあります。公開者は、他の人にその 情報を利用して標的を怖がらせたり、脅したり、嫌がらせしたり、威嚇したりする よう勧めることが頻繁にあります。
ドキシングが他国政府のために、または他国政府に代わって行われる場合、他国干 渉の一種とみなされます。 個人情報やプライベートな情報を公開すると、その人の プライバシー、セキュリティと安全性が損なわれる可能性があります。
ドキシング行為に遭った場合の対処法
家族や友人に知らせる
家族や友人が知ってもよいと思えば、彼らに何が起こったのかを知らせてください。彼らも標的にされる可能性があるので、ソーシャルメディアのプロフィールを非公開 に設定するよう勧めてください。
ドキシング行為のあったプラットフォームやウェブサイト、アプリへの通報
ドキシング行為があったウェブサイトやアプリ、プラットフォームの通報機能を使っ て通報してください。ネットセーフ(Netsafe)のソーシャルメディアガイドには、その方法に関する情報が記載されています。
ネットセーフに通報する
有害なコンテンツをネットセーフに通報できます。 → 捜査依頼を送信 – ネットセーフ
ネットセーフは、オンラインの安全性に関して専門家によるサポート、アドバ イスまたは支援も提供しています。サポートを受けるには、 help@netsafe.org.nz へメールを送信し、または「Netsafe」とのテキストメ ッセージを 4282 に送ってください。
警察に通報する
危険な状況にある場合は、111 番に電話して、「POLICE」(ポリス)と言っ て、警察を要請してください。
緊急でない場合は、次の方法で警察に連絡ができます。
- 105 オンラインフォームを使用する
- 携帯電話や固定電話から 105 番に電話する(このサービスは全国のどこ からも無料で利用でき、年中無休で 24 時間受け付けています。)
105 オンラインフォームでは、警察が通報を処理し、その後の対応を行うため に、通報者の個人情報の一部を提供していただきます。
NZSIS(ニュージーランド保安情報局)への通報
個人情報の公開に他国政府が関与している疑いがある場合は、機密が保障され るオンラインフォームを使って NZSIS に通報することができます。
名前、電話番号、連絡先などの個人情報を、希望しない場合は提示する必要は ありません。また、母国語でフォームに記入することもできます。提供するす べての情報は機密情報として保護されます。
NZSIS の担当者と話をしたい場合は、+64 4 472 6170 またはフリーダイヤル 0800 747 224 まで電話してください。
通報時にネットセーフ、警察、または NZSIS と共有する情報
通告する際は、できるだけ多くの詳細を記載するとよいです。次の情報のスクリーン ショットを撮ったり、コピーを保存したりできると捜査がしやすくなります。
- 公開または投稿された個人情報またはプライベート情報
- 共有・投稿した人物のユーザープロフィールまたはアカウント(ユーザー名な ど)
- 情報が共有・投稿された日時
- 共有・投稿されたウェブサイトやアプリの名前
ドキシング行為から身を守るには?
オンラインでの安全を守る。
詳細については、 Keeping Safe Online のウェブサイトを確認してください。
オンラインでの情報共有には注意が必要です。
ソーシャルメディアやオンラインアカウントでプライバシー設定を確認してください。プロフィールを非公開に設定して、信頼できる人だけが自分の情報を見ることができるようにします。
自分自身についてネット検索する。
自分の名前や個人情報を検索して、自分に関するどのような情報が公開されているかを確認します。住所など、他人が危害を加えるために使用できる個人情報やプライベートな情報を削除します。
各デバイスの GPS とジオタギング設定を管理する。
スマートフォンやカメラは、位置情報設定を使用して、写真にグローバル・ポジショニング・システム (GPS) データを埋め込むことがあります。このデータは、自宅や子供の学校などの個人情報を見つけるために使われる可能性があります。ジオタギングや位置情報の設定をオフにする方法はデバイスによって異なります。デバイス名をオンラインで検索し、操作方法を確認してください。